本日は、「ヘボン式ローマ字」の考案で知られているジェームス・カーティス・ヘボンについてお送りします。
1815年3月13日 – 1911年9月21日
ヘボンとは?
まずヘボンの名前はオードリー・ヘップバーンと同じ「Hepburn」です。当時の日本人にとって、「ヘップバーン」の発音は難しく、ヘボン自ら「ヘボンでござります」と名乗っていたと言われています。
彼は、アメリカ出身の医師・宣教師で、日本での医療や英語教育の活動をしました。
日本の近代化初期に深く関わり、日本語をローマ字で表記する方法を整えたことで、日本の国際化を促進させました。
早速彼の名言を見ていきましょう。
日本人は研究心の強い、ものわかりのよい国民で偏見をもたない国民のようです。もし益があると思うならば、外国のものでも何でもこれを採り入れているのです。
ヘボンのこの名言は、日本人の学びへの熱意、偏見の少なさ、そして新しい知識を積極的に受け入れる姿勢を称賛した事から生まれたのでしょう。
彼は明治学院を創設者であり、日本の教育に影響を与えました。
「ヘボン」という呼び名は、今でも深く関わった学校や教会でそのまま受け継がれています。