アインシュタインの数ある名言の中から幾つかを上げ、6つのテーマに分けてお送りします。
1879年3月14日 – 1955年4月18日
⑴時について
美しい女性と一時間一緒にいると、一分しか経っていないように思える。熱いストーブの上に一分座らせられたら、どんな一時間よりも長いはずだ。相対性とはそれである。
私は、先のことなど考えたことがありません。すぐに来てしまうのですから。
過去、現在、未来の区別は、非常にしつこく付きまとう幻想にすぎない。
⑵人生について
挫折を経験したことが無い者は、何も新しい事に挑戦したことが無いということだ。
偉大な人間は常に、凡人たちの激しい反発に遭遇してきている。
人生には、二つの道しかない。一つは、奇跡などまったく存在しないかのように生きること。もう一つは、すべてが奇跡であるかのように生きることだ。
⑶学びについて
常識とは、18歳までに蓄積した偏見のこと。
教育とは、学校で習ったことを忘れたあとに残っているもののこと。
説明できてはじめて理解できたと言える。
⑷自己受容について
人間性について絶望してはいけません。 なぜなら、私たちは人間なのですから。
どうして自分を責めるんですか?他人がちゃんと必要な時に責めてくれるんだからいいじゃないですか。
人に対して正しく賢明な助言をすることはできる。しかし、自分が正しく賢明に振る舞うことはむずかしい。
⑸限りについて
愚者と天才の違いといえば、天才には限度があるということだ。
兵役を指名された人の2%が戦争拒否を声明すれば、政府は無力となります。 なぜなら、どの国もその2%を越える人を収容する刑務所のスペースがないからです。
空想は知識より重要である。 知識には限界がある。 想像力は世界を包み込む。
⑹変化について
同じことを繰り返しながら、違う結果を望むこと、それを狂気という。
問題は、それを生み出した時と同じ意識のレベルでは解決できない。
一見して馬鹿げていないアイデアは、見込みがない。
アインシュタインの名言から感じる事
時、人生、学び、自己受容、限り、変化に関係があるものを選びアインシュタインの名言をお送りしました。
数日前にご紹介したマルピーギは「人間性」について、キルヒホフは「制限」についても語ってました。
アレクサンドロス大王にも「正しい心構えさえあれば、自ら課した限界は消えてしまう。」という名言があります。
何かに関して人が述べる時、各々の考えがあり、非常に興味深いです。
もちろん同じ言葉に関して述べていたとしても、何が言いたいかによって、それぞれ別の広がりでの話であったりもします。
天才といえば真っ先に名が上がるのがアインシュタインですが、様々な人物の名言を通してみてある事に気づきました。
アインシュタインの意を汲んでいるのかもしれませんが、人々が彼の名言で取り上げているものは、分かりやすい名言が多いです。
「6歳にも説明できる様に」、「多くの人が分かりやすい例え話」、アインシュタインの名言からは、分かりやすく伝える事への想いが感じられます。