【4/22生まれ】イマヌエル・カントの名言10選

西ヨーロッパ

近代哲学の礎を築いたカントは、「理性の批判」を通じて人間の認識・倫理・自由を深く問い直しました。

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イマヌエル・カント

1724年4月22日 – 1804年2月12日

カントの思想はやがて、ショーペンハウアーや、現象学の父フッサールにも影響を与えハイデガーへと受け継がれていきます。
また、ニーチェは彼に批判的でありながらも、その哲学的構えを反転させるかたちで自らの思索を展開しました。
今回は、そんなカントの哲学がにじむ10の名言を、後の哲学者たちの言葉とともにご紹介します。

カント
「真面目に恋をする男は、恋人の前では困惑したり拙劣であり、愛嬌もろくにないものである。」
ニーチェ
「男が本当に好きなものは二つ。危険と遊びである。そしてまた、男は女を愛するが、それは遊びのなかで最も危険なものであるからだ。」

カント
「愛とは感性に属する事柄であって、意欲に属する事柄ではない。だから、欲したからといって愛せるわけではないし、ましてや愛さねばと思ったから愛せるわけでもない。」
ショーペンハウアー
「善、愛、高潔な心を動かしやすい行為や愛の業を行わせることができるのは、つねにただ他人の苦悩に対する認識にほかならない。」
ニーチェ
「愛の不足ではなく、友情の不足が不幸な結婚生活を作り出す。」

カント
「幸福とは理性の理想ではなく、想像の理想である。」
ショーペンハウワー
「幸せを数えたら、あなたはすぐ幸せになれる。」
ニーチェ
「生きるとは苦しむこと、生き延びるとは苦しみに意味を見出すことだ。」

カント
「我は孤独である。我は自由である。我は我みずからの王である。」
ショーペンハウアー
「孤独を愛さない人間は、自由を愛さない人間にほかならない。なぜなら、孤独でいるときにのみ人間は自由なのだから。」

カント
「信念のための場所をつくるために、わたしは知識を取り除く必要があった。」
ショーペンハウアー
「なんであれ、人は忘れることができる。ただ自分自身、己自身の存在を忘れることはできない。」
ハイデガー
「本当の敵は、自分固有の経験に閉じこもる自我である。」

カント
「ドグマ(独断的な説)の死は、道徳の誕生だ。」
ショーペンハウワー
「憐憫はあらゆる道徳律者の基準である。」
ニーチェ
「道徳は理性的でも絶対的でも自然なものでもない。世界は多くの道徳体系を知っており、それぞれが普遍性を主張している。したがって、すべての道徳体系は特定のものであり、それを広める者や創造者の特定の目的に仕えている。」

カント
「我々の認識は、感性と悟性の協働によって構成された現象に限られ、物自体を直接に認識することはできない。」
ニーチェ
「事実など存在しない、ただ解釈があるのみ。」

カント
「人間は教育されなければならない唯一の被造物である。 」
ハイデガー
「人間は詩的に地上に住まう。」

カント
「自分の一つ一つの行為が普遍的法則になるかのように生きるのだ。」
ハイデガー
「『公共的良心』—これこそは世人の声でなくて何であろうか。」

カント
「繰り返し、絶え間なく熟考すればするほど、常に新たにそして高まりくる感嘆と畏敬の念をもって心を満たすものが二つある。我が上なる星の輝く空と我が内なる道徳法則とである。」
ハイデガー
「人間とは自己の固有の存在可能性を問題とする存在である。」

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