「愚か者は、危険がすべて過ぎ去った後でようやく用心する。」
9月7日生まれ。エリザベス1世の名言5選
「悲しみは決して終わらない。しかし形を変える。それは通り道であって、留まる場所ではない。悲しみは弱さや信仰の欠如を示すものではなく、愛の代償なのだ。」
「足が頭を指図するのは、おぞましいことだ。」
「女性が話すことを学んでも驚くには値しない。しかし、沈黙を守ることを教え込むことができたら、それこそ驚くべきことだ。」
「私は弱くか弱い女の身であることを知っている。しかし私は王の心と胆力を持っている。それも、イングランドの王のものを。」
エリザベス一世
エリザベス1世は、イングランド史を代表する女王。1558年にメアリー1世(ブラッディ・メアリー)が亡くなると、即位し約45年間にわたり国を治めました。ザ・ヴァージン・クイーンと呼ばれ、生涯独身を貫きつつ、国家そのものを「夫」とみなしました。
彼女の治世は「エリザベス朝時代」と呼ばれ、イギリスの黄金期とされています。スペイン無敵艦隊を打ち破り、イングランドの国力を高めただけでなく、シェイクスピアに代表される文化・芸術が大きく花開いた時代でもあります。
女性でありながら「王の心と胆力」を持つと自ら語り、強靭な意志と知略で国を導いた、まさに不屈の女王でした。