「モリッシーと僕がザ・スミスを始めた頃、僕らはポップミュージックこそ世界で最も重要なものだと思っていた。それはほとんど精神的な営みだった。そしてだからこそ、“ファンになることの意味”を深く理解していたんだ。」
10月31日生まれ。ジョニー・マーの名言6選
「ポップカルチャーが“演劇性”をその重要な要素として忘れてしまうのは残念なことだと思う。ニール・ヤングがポケットをゴソゴソして、正しいハーモニカを探しているときでさえ――彼が庶民的な帽子のミュージシャンであるかどうかなんて関係ない。そこにはちゃんと演劇性があるんだ。デヴィッド・ボウイになったり歌舞伎になる必要なんてない。ポップにはもともと演出が宿っているんだよ。」
「若い頃って、誰かを手本にするものだ。僕は当時、アンドリュー・オールダムやナイル・ロジャースから影響を受け、そして今も刺激を受けている。でも、ある時から“自分が最高の自分になること”を目指すようになり、誰かの真似ではなくなる。僕はそれを人前でやっているだけで、作品にもそれが反映されなきゃいけないんだ。」
「名前を告げられなくても、“ラジオで流れた瞬間に誰の音かわかる”――そこを目指すんだ。」
「僕はジミー・ペイジやジョン・マクラフリンのような人々を通してロック文化と“ギターが到達できる場所”を探求してきた。そしてその音楽は、ポップという枠から離れていったんだ。」
「父親が肉体労働をしていたような労働者階級の家庭で育ったことは、僕にとって確かな土台になった。15歳の頃には“仕事を得るか、家を出るか”のどちらかに夢中になっていたよ。」

