ケネディ
「真実の最大の敵は、しばしば意図的で作為的で
不誠実な“嘘”ではなく、根強く、もっともらしく、
非現実的な“神話”なのです。
――あらゆる事実を、あらかじめ用意された
解釈の枠組みに当てはめてしまいます。
そして私たちは、“考えるという不快さ”を避け、
“意見を持つという心地よさ”に浸っているのです。」
チェスタトン
「おとぎ話は、子どもたちにドラゴンが
存在することを教えるのではありません。
子どもたちはすでに、ドラゴンが
存在することを知っています。
おとぎ話が教えるのは――ドラゴンは倒せる、
ということなのです。」
ケネディ
「中国語で”危機”という言葉は、
二つの漢字で成り立っています。
一つは”危険”を、
もう一つは”機会”を意味します。
危機に際しては、危険に注意すると同時に、
その中にある機会を見出さなければなりません。」
チェスタトン
「勇気の逆説は、命を守るためには
少し命を軽んじなければならないということだ。」
ケネディ
「教育の目的は、
知識の向上と真実の普及である。」
チェスタトン
「教育がなければ、
私たちは“教育を受けた人々”を
真に受けてしまうという、
恐ろしく致命的な危険にさらされることになる。」
ジョン・フィッツジェラルド・ケネディは、第35代アメリカ大統領です。「新たなフロンティア」を掲げ、冷戦下において希望と理想を語った若きリーダーでした。
その言葉は、今なお挑戦と変革の象徴として語り継がれています。
ギルバート・キース・チェスタトンは、イギリスの作家・批評家・詩人・随筆家です。ウィットに富んだ言葉と逆説的な視点で、常識や権威に鋭く切り込みました。
「ブラウン神父」シリーズの作者としても知られる、知の巨人です。