【6/9生まれ】ピョートル1世の名言3選

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ピョートル一世
「私は帝国を征服したが、
自分自身を征服することはできなかった。」

 

チンギス・ハーン
「馬上で世界を征服するのは容易だが、
馬を降りて統治するのは難しい。」

 

 

ピョートル一世
「部下は上司の前では愚鈍な顔を見せるべきだ。
そうすれば、
上司を自分の知性で混乱させることはない。」

 

ロバート・グリーン
「自分の主君を、実際以上に優れているように見せよ。
そうすれば、あなたは権力の頂点に
たどり着くことができるだろう。」

 

 

ピョートル一世
「運命が今日我々と共にあるかもしれないが、
昼食の邪魔をされる筋合いはない。」

 

エピクテトス
「私は死ななければならない。
もしそれが“今”なら、まあ今死ぬまでだ。
だが“後”なら、今は昼食の時間だから昼をとろう。
死ぬことは後で対処すればいい。」

「ピョートル大帝」と呼ばれ、身長203cmという巨体を誇ったピョートル一世は、ロシア帝国の礎を築いた近代化と西欧化の改革者であり、その言葉には征服者としての苦悩と、人間味あふれるユーモアが滲んでいます。
彼は西欧の技術と文化を学ぶため、自ら“ピョートル・ミハイロフ”という偽名を名乗り、オランダでは1人の船大工として働き、工具を手に木くずにまみれる日々を送りました。
また、長いヒゲを誇りとしていたロシア貴族たちに対しては「それは野蛮の象徴だ」として強制的に剃らせ、どうしても剃りたくない者には“ヒゲ税”を課し、納税者には「支払い済み」と刻まれたコインが配布されました。
さらに驚くべきことに、彼は歯を抜くことを「趣味」とし、虫歯を訴える臣下や町人の歯を自らの手で次々と引き抜き、それらを“戦利品”のように収集していたといいます――現在でもそのコレクションの一部はサンクトペテルブルクの博物館に展示されています。
偉大な皇帝でありながら、常識を超えた情熱と行動力で突き進んだその姿は、今なおロシア史の中で異彩を放ち続けています。

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