村越としやさんの写真展 12/18最終日

雑記

仕事が押してしまい、六本木に着いたのは17:50。これは、閉館時間にすら間に合わない・・

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村越としやさんの写真展

けれど、せっかく六本木まで来たんで、ダメもとで、amana TIGPへ行ってみることに

行ってみるもんですね

なんと村越さんもまだいらしており、入館する事が出来ました

もう閉館時間なので、訪問者は私1

時間が押してる中で拝見することになりましたが

ここは遠慮して気が散りながら拝見するみたいな、見方は違うよな・・という事で

遠慮せず作品とじっくり拝見させて頂きました

そして、巡り終えて、写真集などに目を通しました

様々な方の写真展には、だいたい今までの作品や記事などが置いてあります

友人の写真展へよく足を運んだ記憶が過ぎりました

今回の写真は須賀川の作品なのもあり、

大学時代の友人を思い出しました

非常に面倒見の良い友人

「息を止めると言葉はとけるように消えていく」

村越さんと最後お話ししてきました

「特にモヤのようなものがかかった作品に見入りました

けれど、正直な所、悲しさ、寂しさみたいな感情は浮かびませんでした

ただ、ただ吸い込まれる

どちらかと言うと思考が停止する感じ」

村越さんは、

おもむろに自身の後ろを指差し、

そこには

「息を止めると言葉はとけるように消えていく」という今回のテーマが書かれていました

作品の感想に正解は無いけれど、何か嬉しかったです

お話しを聞いた所、悲しい、寂しい、爽快など人それぞれの感想があった様です

私自身、今日はそう言う心境だったのかもしれません

村越さんと、そういった感覚のお話をしたりもしました

友よ

私は思った事は聞かずにいられないタチなので、

「これらの写真を撮っている時はどんな気持ちなんですか?と聞いてみました」

すると、彼は言いました

「無ですと」

そう言えば私の友人も同じ事言ってたっけ

今回の作品は、数年に渡り海を撮り続けた、幾重もの作品から、選んで数点展示したとの事でした

撮影した時間帯もバラバラであり、様々な海と空間に触れる事が出来ます

今までの作品や雑誌を展示会場で見させてもらって気になったことがありました

それは「言葉」という単語がキーワードのように印象に残った事です

そこで、村越さんに聞いてみた所

言葉と想いは密接な関係にあるからの様な事をおっしゃっていました。

私がそれを聞いて連想したのは、言葉というものに引っ張られ、自然な思いも伝えれなくなる事もあるし、その逆もあるみたいな話

そしてそんな話をして、言葉を交わして思ったのは

きっと、村越さんにとっては写真も言葉も表現なんだと感じました

たぶん言葉も作品の一部というか、そんな感じかなぁ

今回の展示は、いつもとも違う感じでやられてた様です

確かに初見の印象、随分難しい芸術の域の空間に来てしまったなと思いました

何度か写真展に行った事はあるけど、私は基本的に写真の何たるかはまるで知らない全く素人です

確かに以前の村越さんの写真集は、今回より分かりやすく感じました

けれどもじっと眺めてる内に何かが視えてきました

今回はそれが、「ただ魅入る」と「思考停止」でした

これも作品への触れ方の1つかなと思います

余談ですが

須賀川の友人の話をした時に、

是非会ってみたらと言ってました

もう、コンタクトを取る手段を失くしてしまったけれど、いつか会えたらなあ

そして、会えなくともいいから無事だと良いな

 

村越さんは、来年も精力的に活動をしていく様でした

ああ、年末に良い出会いをしたな

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