今回はフランスの詩人ボードレールの名言をご紹介して行きます。
シャルル・ボードレール
1821年4月9日 – 1867年8月31日
彼の詩集『悪の華』は、人間の内面に潜む美と退廃、狂気と孤独を描き、多くの表現者に影響を与えてきました。
BUCK-TICKの櫻井敦司さんもその一人で、彼は映画『気狂いピエロ』を観た後、その世界観に触発されて楽曲「惡の華」の歌詞を手掛けました。
実際、櫻井さんはインタビューで、「『惡の華』の歌詞は『気狂いピエロ』の影響が大きい」と語っています。
名言5選
以下に、『悪の華』の世界観や『気狂いピエロ』のテーマに通じるボードレールの言葉を五つご紹介いたします。
「恋愛が面倒なのは、それが共犯者なしではすまされない罪悪だという点にある。」
「恐怖の魅力に酔いうる者は強者のみ!」
「おお主よ、われに力と勇気を与えたまえ、わが肉、わが心を嫌悪の念なく見んがために。」
「時は生命をくらい、この見えざる仇敵はわれらの心を蝕みて、とくとくと生血をすすり肥りはびこる。」
「いかに労作に励しめばとて、芸術は永く時は短し。」