「建設の目的は“物を持ちこたえさせる”ことにあり、建築の目的は“我々を感動させる”ことにある。」
10月6日生まれ。ル・コルビュジエの名言
【建築】
「建築の歴史とは、光をめぐる闘いの歴史である。」
「椅子は建築である。ソファはブルジョワ的だ。」
「建築とは、光のもとに集められた諸々の量塊の、見事で正確で壮麗な遊戯である。我々の目は光の中で形を見取るようにできている。光と影が、その形を明らかにするのだ。」
【歴史】
「我々の世界は、納骨堂のように、死せる時代の残骸に散らされている。」
「黒人音楽がアメリカを揺さぶったのは、それが“魂の旋律”と“機械のリズム”とを結びつけたからだ。それは二拍子であり、心の涙であり、脚・胴・腕・頭の運動である。建設の時代の音楽であり、革新的なものだ。それは身体と心を洪水のように満たし、アメリカを満たし、そして世界を満たす。ジャズは建築よりも先を行っている。もし建築がジャズの到達点に達していたなら、それは信じられないような光景になるだろう。」
「モダンであるとは流行ではない。それは一つの状態である。歴史を理解することが必要だ。そして歴史を理解する者は、“かつてあったもの”、“いまあるもの”、そして“これからあるもの”の間に連続性を見出すことができる。」
【表現】
「私は話すよりも描くことの方を好む。描くほうが速いし、嘘をつく余地が少ないからだ。」
「カメラは“見ること”を妨げる。」
「天才とは個人的なものであり、運命によって決まる。しかしそれは体系を通して表現される。体系なしに芸術作品は存在しない。」