イブン=ハルドゥーン
「困難な時代は強い人間を生み、
強い人間は良き時代を生み、
良き時代は弱い人間を生み、
弱い人間は困難な時代を生む。」
ビル・ヒコック
「私は川を知っている。
アメリカの大地を流れる、古くて乾いた川たちだ。
そして川は、私に教えてくれた。
人生もまた川のように、
曲がりくねりながら進んでいくものだと。
だが、その曲がりくねった道こそが、
私たちを形づくるのだ。」
イブン=ハルドゥーン
「人は自分の快楽への服従を、
過去の人々も同じことをしていたと
主張することで正当化する。」
ビル・ヒコック
「人生最大の喜びは、
人々ができないと言ったことを成し遂げることだ。」
イブン=ハルドゥーン
「人はその言葉によって測られ、
その行いによって価値づけられる。」
ビル・ヒコック
「親愛なる人よ、もし私が今日死に、
あなたの愛しい顔を見ることが
できなくなったとしても、
私は偉大な男ではなく、
あなたのような女性を持てたことを
幸運に思っていると知ってほしい。」
アブー・ザイド・アブドゥッラフマーン・イブン・ムハンマド・イブン・ハルドゥーン・アル=ハドラミーは、チュニス生まれの歴史家・思想家・政治家であり、イスラーム世界最大の学者の一人とも評されています。
代表作『ムカッディマ』では、歴史の循環、権力の興亡、文明の構造について鋭く考察しました。
政争に巻き込まれ投獄されることもありましたが、政変の中を巧みに立ち回り、複数の国や王朝で重要な職務を務めました。
また、時の征服者ティムールがダマスカスに進軍した際には、面会に赴き、数日間にわたり議論を交わしました。帰国後、マリーン朝のスルターンに宛てた報告書の中で、ハルドゥーンはティムールの有能さを高く評価しています。
歴史家トインビーは、ハルドゥーンをトゥキディデスやマキャベリに並ぶ偉大な歴史思想家として称賛しました。
ワイルド・ビル・ヒコックは、アメリカ西部開拓時代の伝説的なガンマン・保安官です。
早撃ちと数々の決闘で知られ、“ワイルド・ウェスト”を象徴する存在として語り継がれています。
酒場でポーカーをしていたヒコックは、背後から若者ジャック・マッコールに撃たれて死亡しました。
このとき彼が手にしていたのが、スペードのエースと8のペア。以降、この組み合わせは「デッドマン・ハンド(死人の手札)」として知られるようになりました。