「私に鏡を差し出し、小さな欠点も隠さず、優しく忠告し、愛情をもって叱ってくれる人──その人こそ友である。逆に私を褒め称え、欠点を見逃し、悔い改める前に許してしまう人──その人は友に見えても敵である。」
8月25日生まれ。ヨハン・ゴットフリート・ヘルダーの名言6選
「農民の娘を淑女に仕立てる方が、淑女を農民の娘にするよりも容易である。」
「宇宙全体を愛すると言いながら、実際には何も愛さず、自分の狭い自己だけを愛する者が多い。」
「朝の影のように、悪人との友情は時が経つごとに小さくなる。だが善人との友情は、夕暮れの影のように増していき、やがて人生の太陽が沈む時まで続く。」
「詩人は民族を創造する者である。彼は彼らに世界を示し、その魂を導いてその世界へと連れてゆく。」
「太鼓が鳴り響く時に笛を吹くな。愚者が語る時、賢者は沈黙する。」

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ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー(1744–1803)は、詩や哲学を通じて人類の歴史と文化を総合的に捉えようとした思想家であり、民族精神(フォルクスゲイスト)や文化の多様性を重視し、カント哲学に触発されつつ、また異なった形の独自の人間観・歴史観を築きました。彼は若きゲーテやシュトゥルム・ウント・ドラングの運動に大きな影響を与え、さらにドイツ古典主義文学やロマン主義の発展にも欠かせない足跡を残しました。