【9/4生まれ】フランソワ=ルネ・ド・シャトーブリアンの名言

西ヨーロッパ

「独創的な作家とは、
他人の模倣を避ける者ではなく、
誰にも模倣され得ない者である。」

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9月4日生まれ。フランソワ=ルネ・ド・シャトーブリアンの名言

【9/4生まれ】フランソワ=ルネ・ド・シャトーブリアンの名言
0:11 【栄光と美徳】0:40 【世の中】0:59 【生き方】1:32 フランソワ=ルネ・ド・シャトーブリアン2:06 政治家として2:42 文学者の刺激3:00 美食家シャトーブリアン(ステーキとプリン)----------------...

【栄光と美徳】

「栄光を必要以上に軽蔑してはならない。
美徳を除けば、それ以上に素晴らしいものはない。
この世で最高の幸福とは、
両者を兼ね備えることであろう。」

「アキレスはホメロスを通じてのみ存在する。
この世から書くという技術を取り去るなら、
おそらくこの世から栄光も取り去られるだろう。」

「アレクサンドロスは
通った所に都市を築いた。
私は生きてきた跡に夢を残した。」

 

【世の中】

「世界を忌まわしいものとして
みなしたからといって、
それだけで優れているわけではない。」

「森は文明に先行し、
砂漠は文明の後に続く。」

「あらゆる制度は三つの段階を経る――
有用、特権、そして濫用である。」

 

【生き方】

「あなたが悪いと思うことが、
子どもの才能を引き出すかもしれない。
逆に、良いと思うことが、
その才能を押しつぶすかもしれない。」

「人生の達人は、仕事と遊び、労働と余暇、
精神と肉体、教育と娯楽の間に明確な区別をつけない。彼にはそれらがどれであるか、
ほとんど分からないのだ。」

「私は名誉のためにブルボン家の人間であり、
理性と信念によって王党派であり、
趣味と性格によって共和主義者である。」

フランソワ=ルネ・ド・シャトーブリアンは、フランスの作家・政治家で、スタール夫人と並びフランス・ロマン主義の二大先駆者と称される人物です。若くしてバスティーユ襲撃を目の当たりにし、フランス革命の激動を経験しました。亡命やアメリカ滞在を経て執筆活動を始め、自然や信仰、歴史など多様なテーマを壮大に描きました。代表作には『キリスト教精髄』や、自らの生涯を回顧した大著『墓の彼方からの回想』があります。

政治家としては、ナポレオンを「ネロ」になぞらえて痛烈に批判し、職を失ったり、パリにいられなくなりました。その後も革命批判を続けたためナポレオンに疎まれ、王政復古まで本格的な活動はできませんでした。ナポレオンの死後にはブルボン王家を支持したものの、ルイ18世の政策に異を唱えて嫌われ、やがて過激王党派に接近します。しかし1820年のベリー公暗殺事件を機に再び王と和解し、プロイセン大使・イギリス大使・外務大臣といった要職を歴任しました。

シャトーブリアンは、ユゴーやラマルティーヌら後世の文学者に大きな刺激を与えただけでなく、19世紀フランスの文化全般を象徴する存在となりました。
また、政治的立場から彼を嫌悪していたスタンダールさえ、彼の心理分析を活用しました。

ちなみに美食家としても知られ、諸説ありますがステーキの「シャトーブリアン」は、彼の料理人モンミレイユが工夫した調理法(厚切りのヒレ肉を独自の方法で焼き上げ、ソースを添えた)を供したことが由来とも言われ、後に肉の部位を示す言葉に変わったとも言われています。
さらにモンミレイユは、当初「シャトーブリアン・プリン」と呼ばれたデザートの考案者でもありましたが、こちらは後に「外交官のプリン」と呼ばれるようになりました。

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