哲学者を連呼しているドイツのバンド歌をご存知でしょうか?Die ÄrzteのSchopenhauerという曲に関してご紹介します。
Die Ärzte /Schopenhauer
風刺、ユーモア、社会批評をうまく織り交ぜた歌詞の様です。
検閲・社会的圧力に対する皮肉
わざと100% 青少年に完全無害を強調して、「汚い内容は絶対に歌わない」と繰り返すことで逆に笑いを取る。
哲学者の名前を羅列することで
「知的さ」を装うシュールな演出している様に感じます。
自身の動画のテーマに検討中
皮肉が効いた内容ではありますが、
私自身は哲学者の名言も扱っているもいるので、
動画などのオープニングやエンディングに、この動画を挿入するのも、
ある意味良いかなとは思いました。
ただyoutubeだと部分的に曲を流せないので、tiktokのみでそういった試みをするかもしれせん。
ドイツ語の発音
ショーペンハウアー、ハイデガーが日本語話者ならそのまま聞き取れますが、いくつか聞き取りにくいものもあります。
ヘーゲル⇨Heの音がドイツ語だと変わるのでエに何か混ざった様になり、エーゲみたいに聞こえます。
ウィトゲンシュタイン⇨wittがドイツ語ではヴィトとなります。
ジャン=ポール・サルトル⇨サルトルは、英語の他の西洋の言葉に近いのでSartreでサットーみたいに聞こえます。
ホメロス、キケロ⇨ここで古代の哲学者が連呼されますが、プラトンは聞き取れるかもしれませんが、ホメロスとキケロは別物になります。ホメロスに関しては英語等では「homer」と呼ばれるので、「ホマ?」って誰ってなるかもしれません。
またキケロのスペルはラテン語ではCiceroとなります。なのでシッツェロの様に聞こえると思います。
ソクラテス⇨Soの発音は、ドイツ語では濁り「ゾ」となります。ゾークラテス?ああーソクラテスかぁといった面白さがあります。