「Breve Historia De Los Austrias」という本の表紙になってる絵画のようです。そのまんまというか、馴染むrefaceでした!
私にとってアフレコとは自然と共にある自給自足の生活?
今日は役者をやっていた方お二人と話す機会があり、それぞれの方に質問をしてみました。
ハイテンション、もしくは明るいキャラを演じる自分なりのコツについて尋ねてみました。私の場合はアフレコなので少々違うかもしれませんが、通ずるものもあるかと。
玄人のお話
最初の方はつい最近まで現役で、今は多少異なるアプローチで自身の道を歩んでる方です。周りの人々でそのような方いる場合はイメージして、役に入ると言ってました。役をやってもプライベートまでは引きづるようなことはない様でした。この辺りは人それぞれなんだろうなと思いました。私は時折、役が抜けなくなる時があります・・
指導者のアドバイス
もう片方の方は後輩などの育成もされていた方で、今の私には参考にしやすいアプローチを頂きました。
走ってから望んでみることを勧められた。確かに心拍数が上がる効果もありますし、四の五の頭で考えないで、無に近い感じで望めるかもしれません。良い方法だと思いました。
役者でも駆け出しの人達は心を作ろうとする傾向が少なくないと言ってました。けれど初心者が気持ちを作るところから入っても、たいがいは出来るわけがないと。実際体を動かしたり、環境を変えることで、それにあった役に入るような指導をしていた様です。
これらの言葉は非常に私には響きました。
確かに奇跡の1日もあるかもしれませんが、それ待ちのレコーディングでは中々作成を進ませることができません。かつ私の場合はアフレコを決して蔑ろにしているわけではないのですが、そこまでアフレコの訓練に割ける時間がありません。
最もやりたい事は物語や世界観の作成である為、配分的にはそこに最も時間を割きたい所ですが、物理的?には映像編集に最も時間を取られているでしょう。またレコーディングは私の場合は、沼に入りやすい為、多少気をつけて浸かってます。
そんな私にはアフレコをやる上で、その時の心境に沿ったレコーディングは最適な取り組み方かなと思いました。
仕事終わりや疲れてる時に高齢系の声、雨の日に醸し出しやすいキャラの声、などその日の環境や心境を生かしてキャラの声を部分部分で溜めていくのもありだなと思いました。時には環境以外にも、ダッシュしたり、逆立ちしたりなどして、心拍数上げてキャラの補足が良さそうでした。
隠遁生活
基本的には自然と共に歩む自給自足の隠遁生活とも言えます。訓練でパッとスイッチを切り替えたり、気持ちを作るというより、日々の生活に合わせてその日やりやすい役をレコーディングする。これが私には合ってそうです。今私がアフレコに避ける時間では、この手法が最もベストかもしれないと思いました。
ただ、時折スイッチの習慣はつけてはいます。それも必要だと思ってるので。
今現在50人くらいのキャラのアフレコをしていますが、どうも雰囲気が似たキャラになりやすいです。その方も言ってましてが、同じ室内、タイミング、環境で、毎度やってたら、それはキャラを区別化はしんどいかもしれないと言ってました。実際私はそのような環境でぱっと切り替えれる才能はそこまでは無いと思います。そんな私ならなおさら、ダッシュしたり、疲労した後にレコーディングしたりなどで声を取り溜めていくのが良いと思いました。結果的により多くのことにも時間が使える、アフレコもよりリラックした良いティクが取れる、そんな期待が持てる会話でした。
才能
今回の話から脱線しますが、才能には色んな種類があると私は思ってます。物覚えの良い、すぐ出来るなども才能の一つですが、それがなくても独特の才能を持つ方もいると思います。時折、スタートダッシュで上手くいかなくて、自分に才能がないと思う方もいますが、それが全てを決めるわけでないと思います。それは芸術だけでなく、勉強も、スポーツも言えると。スタートダッシュが良い、それは一種の才能に過ぎなく、全てを決める要素ではないと。昔は良く、ヘコんでる方にした覚えがあります。
才能とは残酷かもしれませんが、かといってそれだけで自分に見切りをつけるのは早すぎる!!角度変えてみたら?そんなことって割とある様に感じます。
ただ、私に今1番必要なのは気軽に直直、物語を作る、レコーディングするなどのフットワークの軽さだと思います。やりたい事とは言え、すぐに取り掛かれる環境を意識して、基本的にはスマホで出来るようにしてます。
年中onみたいでエッジが効かなくなるのかの様に見えますが、年中onにしてても、かつその中でもonなものを抽出する様なイメージで取り組んでます。