「ジーンズ?
それは牛の乳を搾る農家の娘が着るべきだ。」
「女性を最も美しく包む衣装は、
愛する男性の腕だ。
けれど、その幸せに
まだ出会っていない女性たちのために、
私は服を作っている。」
「女性をもっと美しくするだけでなく、
安心させ、自信を与えること。
それがファッションの本当の役割だと、
私はずっと信じてきた。」
「服を着て気分が良くなれば、
何だって起こりうる。
いい服とは、幸福へのパスポートなんだ。」
「着るということは、生き方そのものだ。
それは喜びをもたらし、
自由と解放感を与えてくれる。
自分らしさを見つけ、しがらみなく動く助けとなる。
“エレガンス”とは、
自分が何を着ているかを忘れることではないだろうか?」
「ファッションはパーティーのようなもの。
着替えるというのは、役を演じる準備なんだ。」
「私は女性が好きだ。
世界の明るく魅力的な人や物が好きだ。
炎も蛾も、踊り手も踊りそのものも、
すべて好きなんだ。」
「私は、人を退屈させるくらいなら、
むしろショックを与えるほうがいい。」
イヴ・サン=ローランは、フランス領アルジェリア生まれのファッションデザイナー。
若くしてディオールの主任デザイナーに抜擢され、その後、自身のブランド「イヴ・サン=ローラン」を設立。
女性向けの「スモーキング」(女性用タキシード)やミリタリールックなど、革新的かつ挑発的なデザインで時代をリードし、女性に自由と自信をもたらすスタイルを確立しました。
20世紀を代表するクチュリエ(高級仕立て職人)として、オートクチュールからプレタポルテ(既製服)まで幅広く影響を与えました。