プーシキン
「侮辱を恐れず、王冠を求めず、
賛辞と中傷の両方を無関心に受け入れ、
愚か者とは議論しない。」
ナポレオン
「兵士は、
ほんの一片の色のついたリボンのために、
長く激しく戦う。」
プーシキン
「失敗には達人というものはない。
人は誰でも失敗の前には凡人だ。」
マトショナ・ドゥリワヨ
「成長するアマチュアは、
衰えてゆく達人を常に脅かす。」
プーシキン
「インスピレーションを“探す”ことは、
私には常に滑稽で不条理な幻想に思えた。
インスピレーションは探し求めるものではなく、
詩人を見つけるものだ。」
ジャック・ロンドン
「インスピレーションは待つものではない。
それを棒で追い立ててでも連れてこい。」
アレクサンドル・プーシキンは、「ロシア文学の父」と称され、ドストエフスキーに敬愛され、トルストイにも晩年に再評価されました。代表作には『エヴゲーニイ・オネーギン』『ボリス・ゴドゥノフ』『スペードの女王』『大尉の娘』などがあり、ロシア語の文学表現を革新した存在です。
アフリカ系の曽祖父ガンニバルを持ち、誇り高い性格で知られたプーシキンは、30回以上の決闘に臨んだともされます(確認されているのは5回前後)。中には、自分は撃たず相手に弾を撃たせ、外れて笑って済ませたという伝説的な逸話も残っています。しかし最期は妻への侮辱を巡る決闘で致命傷を負い、37歳で亡くなりました。
死後に莫大な借金がある事が判明し、生前からプーシキンに資金援助していたロシア皇帝ニコライ1世が支払いました。
また、詩への情熱は異常なほどで、机や壁に即興の詩を書きつける癖があり、その“落書き”が後に作品として残されることもありました。