ジムなどに行きたいけど時間が無い方やまずは自宅でサンドバックを使用したい方もいるのではないでしょうか。その気軽に使用出来るスタンド型が良いでしょう。また人型サンドバックを始め様々な角度で打てる自宅に設置出来そうなタイプに関してもまとめていきます。
※注意)この記事は2019年に書かれていたものであり、掲載されている商品や値段が変動している可能性もあります。もし、購入する際はしっかりお値段を見てから判断していただければと思います。
自宅で使用出来そうなサンドバック
サンドバックでトレーニングしたい方やストレス解消したい方の中には、ジムなどに行く時間がなかったり、行きたいけどまずは自宅で試してみたいという方もいるかもしれません。そこでどのようなタイプが適しているか見ていきましょう。
基本的にはスタンド型のサンドバックがおすすめ
サンドバックのイメージというと吊るしてあるタイプを真っ先に思い浮かべる方もいるかもしれません。ただ吊るす物は自宅に設置するのは面倒な感じもあります。そこで特におすすめのタイプになるのがスタンド型で、特にそこまで自宅を弄らなくても気軽に設置することが出来るでしょう。
様々なタイプのサンドバックやトレーニング器具
サンドバックというと基本的にはソーセージのような形なものがオーソドックスだと言えます。ただそのような形だとアッパーを打つことは難しいです。そこでアッパーをしたい方のために人型のものを始め、さらにいろいろな角度から打つことの出来る海外産のものまでリサーチしていきます。
前半はオーソドックスなスタンド型などのサンドバックに関してご紹介していきます。後半ではアッパーを打つことが可能なような物から、少々変わったサンドバックのようなトレーニング器具までみていきましょう。主にweb上のショッピングサイトで購入可能なサンドバックをメーカ名やおおよその値段を含め掲載していきます。
自宅で使用出来るオーソドックスなサンドバック
スタンド式のサンドバックも魅力は自宅に設置が容易という点、吊るすタイプより衝撃音が基本的に小さい点があります。ただ重さにもよりますが、打撃を加えると位置がずれ易く、倒れることもあるため吊るす場合より広いスペースが必要になってきます。また打撃を加えた時に、台座の片側が浮きやすく床が傷付きやすいため、設置する床に関しては工夫が必要です。
私も慣れないうちは何度かスタンド型のサンドバックを壊したことがありました。スタンド型のサンドバックの中には、基本的に芯の入っている構造になっています。個人的な体感では低めのニーを打つときに折れてしまったことが多いです。その場合はメーカーにもなりますが、芯を交換してくれる所もあります。
私の入っていたジムで何度か壊したことがあるのですが、使用するサンドバックそのジムでの専用の物でした。芯がプラスチックのようなもののためか、芯の交換は万まではいかなく数千円程でした。だいたい折れてしまう時は感触で分かるため、感覚的にどのような打撃を加えると壊れるか分かります。
また吊り下げるタイプに関しても幾つかご紹介していきます。吊り下げるタイプの場合は天井から吊るすタイプタイプだけではなく、専用のスタンドに装着して吊るして使用するタイプもあります。専用のスタンドに装着して使用する場合はスペースは取りますが、吊るすタイプは様々な角度から攻撃を加えることが出来る点が魅力的と言えるでしょう。
ファイティングロード
掲載した商品の値段は2万8千円ほどで、2万円のものもありますが子供の用の場合があるため購入する際は注意が必要です。web上のショッピングサイトでも良く展示されている人気のあるスタンド型のサンドバックになります。安定感があり丈夫さも兼ね備えておりコンビネーションを取り入れたトレーニングにも適しているでしょう。ダイエット目的の方から本格派の方まで愛用されている逸品です。
ボディメーカー
掲載した商品の値段は1万円から1万7千円ほどになっております。メーカーからはスタンド型のサンドバックも販売されていますが、web上のショッピングサイトでは吊るすタイプが多く出展されているようです。重量感もあり非常に丈夫なため自宅で使用する分にも申し分ないと言えます。日々サンドバックを使用してトレーニングをしたい方には特におすすめです。
イサミのサンドバックスタンド
※こちらの商品はスタンドのみになります。掲載した商品の値段は2万9千前後で出展されているようです。イサミは空手などの武道や格闘技をする人々の間で愛用者の多いメーカーです。安全設計がされており信頼のおける商品と言えます。普段トレーニングで使用しているプレートなどで重さを加えて安定度の調整をすると良いでしょう。ゴムマットなどの上にスタンドを設置し床を傷つけないようにして使用している人が多いようです。
CAMPSOR サンドバッグ サンドバッグ 160cm
掲載した商品の値段は1万6千円から2万円前後になります。こちらはダイエット目的や軽い運動というよりはヘビーにトレーニングにする方に向いており、特に空手家の間でも愛用されているようです。土台には砂や水を入れることが出来るタイプのスタンド型サンドバックになります。
マーシャルワールド
掲載した商品の値段は5千円から9千円前後とお手軽な価格になります。エクセサイズとして使用したい方におすすめです。また大人だけでなく子供が使用出来る物もあり人気です。
IRONMAN CLUB(鉄人倶楽部) パンチング ボール
掲載した商品の値段は3千円から5千円前後と非常にリーズナブルです。サンドバックが欲しいけど値が張るものを入手する前に、試しに使用してみたい方におすすめです。女性の方でも持ち運びがそこまで困難ではなく移動も楽であるため、気軽に運動が出来るだけではなく合間合間の気分転換にも良いでしょう。
人型を始め様々な角度から打つことの出来るサンドバックや器具
通常のサンドバッグよりどこに当てるかイメージし易いため人気があります。アッパーが打てるタイプのサンドバックは格闘家のトレーニング映像などでしばしば見かける者に壁に設置するタイプがあります。ただ自立型のサンドバックで人型以外のものでアッパーなどが可能な物も中にはあるようです。
実は自身で角度を調整し、アッパーだけではなくパンチやキックの角度が思いのままに出来るサンドバックがあります。ただし人型と違いジムなどで本格的に使用する事を想定されているようで、高額なこともあり自宅に設置している方は日本では少ないでしょう。海外のショッピンサイトでは出展されているようですが、日本のショッピンサイトではあまり出展されてないようです。
人型はアッパーだけでなく打ち抜く感覚を掴み易い
アッパーだけでなく顎を打ち抜く感覚や、上の動画のように頭部への蹴りに関して振り抜く感触を掴み易い点も魅力的です。通常のスタンド式のサンドバックや吊るすタイプではなかなかそのような感覚が掴めません。吊るすようなサンドバックの場合はヘッドギアなどを上部に括り付けて振り抜く蹴りの練習をする方もいますが、より感触を実感するには人型が最も向いているでしょう。
人型は通常のサンドバックより値が張る
掲載した上画像の商品は13万から15万前後の値段で販売されていることが多いようです。先程の動画のようにテコンドーをする人々の間で人型が特に人気があるようです。通常のスタンド式よりは少々値が張りますが、蹴り技をトレーニングしたい方には特におすすめと言えます。
10万円以下のものでは上画像のCLIPPERというメーカーの物が出展されているようです。こちらは先ほどご紹介した10万超えの物と違い高さが調整出来ないと記載されています。先程の動画のように人によっては高さ調整が大事になるため、自身の意図に合わせて選択する必要があるでしょう。
BAS UFC Body Action System
開発者は元UFCヘビー級王者だったバス・ルッテン(Bas Rutten)です。Body Action Systemの頭文字だけとるとBASになるため、彼の名前を掛けて命名されたように見えます。ロゴにUFCとBASのバージョンの二種類ありますが、ロゴが違うだけで同じ商品のようです。掲載した商品の値段は15万円前後になります。ただ動画を見ても分かるように金額に見合った魅力的な商品と言えるかもしれません。
それぞれのパーツは高さを調整することが出来、リバーブローやアッパだけでなく、多彩な蹴りまで打つことも出来ます。パッドの両サイドから当てることも出来るため、通常のサンドバックでは感覚を掴みにくいインローや最近流行りのカーフキックなどの練習にも良いでしょう。
アメリカでは約600ドル
掲載した商品の値段は600ドル前後で出展されているため安く、現在なら日本円で6万6千円付近です。ただしそこから輸送量、税や手数料が掛かってきます。ただ日本ではあまり出展されていないため、売り切れてしまった場合は海外のショッピングサイトを頼る必要が出てきます。
中国武術などで使用する木人
ブルースリーやジャッキー・チェンなどの中国武術家達が使用していた木人です。動画は香港武術家である詠春拳の達人である葉問(イップ・マン)という実在した人物を扱った映画での一場面です。
木人
web上のショッピングサイトでは7万円ほどのものが多いですが、2019年ぐらいの時期は3万6千円から4万前後の品物もありました。底が吸盤になっており組み立ても簡単で設置するまでそれほど時間が掛からなく重宝するでしょう。
異色のサンドバック
中には変わったサンドバックも海外では豊富に開発されているようです、ビデオゲームとサンドバックの融合しているようなものや、こちらの攻撃を躱してくるという非常にユニークなものまであります。
モニター付きのサンドバックマシーン「Nexersys Home Unit for Boxing」
ティーチモード、それにビデオゲームのようなチャレンジモードなど様々な楽しみ方が出来ます。大人から子供まであらゆる層のニーズを満たす万能マシーンと言えます。トレーニングしている間は夢中になり過ぎて、気づいた頃にはかなり脂肪が燃焼しているでしょう。
Wu-Tang ClanのRZAが試している動画
2010年台の前半に流行していたらしく、一世風靡したヒップホップミュージシャンであるWu-Tang Clanの中心人物でもあるRZAが打ってる動画です。2012年に出したRZA監督の映画アイアン・フィストが出た付近の映像のようです。
避けるサンドバックマシーン「Bot boxer」
吊るすサンドバック多少動いて標的を打つ形になりますが、こちらはサンドバックが避けるという斬新なサンドバックです。しかもサンドバックはその場で躱してくるだけではなく立ち位置を移動して避けてくるため、まるでフットワークを駆使して躱してきます。
コナー・マクレガーがインスタで使用していたサンドバック
ある日コナー・マクレガーのインスタを見ていた時に、この動画を観てやってみたいと思っていました。日本ではb-monsterのある店舗で導入していると聞き体験してきました。コナー・マクレガーの使用していたものとほぼ同じでものが置いてあり、打った感じは思ったより頑丈でした。アッパーやフックもサンドバックで打つより捉える感じが味わえて良かったです。
自宅用として難しいBoxMaster
非常に打ち応えがあり自宅に欲しい所ですが、床にボトルを打たなくてはいけないらしく日本の家屋では導入出来る所は少ないかもしれません。また値段も3000ドルを超えるため他のサンドバックと比較すると非常に高額です。どちらかと言うとジムに設置するための物と言えます。
付属でKick Padを装着出来る
Box masterは動画のように別売りでkick padも販売されているようです。さらにBox master baseと呼ばれる専用のマットもあります。kick padは500ドル、baseは1000ドル以上します。合わせて4500ドルになりますが見栄えも壮観です。
自宅で使用するのであれば「FightMaster」がおすすめ!
似たようなパッドを搭載したものにFight masterがあります。掲載した商品の値段は650ドル前後で出展されているようです。値段もBox masterと比較すると非常に安いです。またネジで床に穴を空ける必要もないため自宅に設置するのも容易と言えるでしょう。台にはトレーニング使用するプレートを差し込む穴もあり、それで使用者は安定感を調整するようです。
自身のニーズに合わせてサンドバックを選ぼう!
ここまで自宅で使用出来そうなサンドバックに関してまとめていきました。オーソドックスなスタンド型のサンドバックを始め、吊るすタイプ、人型、より様々なアプローチが出来るタイプまであり、一重にサンドバックと言っても多種多様です。ご自身の家やトレーニングのビジョンに遭うサンドバックを手に入れてより自身に磨きを掛けましょう。