NFCで勝ち残った中では両チームともレギュラー選手の怪我人があまりいない同士の対戦になりました。この戦いで勝ったチームがスーパーボウルに行く可能性が高そうです。NFCの第1シードと第6シードの対決の行方はどんな結末を迎えたでしょうか?
ナイナーズ対バイキングス前半戦
今回のバイキングスの動画を見て、あーカルフォルニアってこういう場所だったんだなぁと思いました。昔バイキングスがセインツを倒して次戦でナイナーズも倒した歴史は再現されるのでしょうか。また今日はレイブンズ戦もありAFCとNFCの第1シードのディビジョナルプレーオフになっています。第1シードがデイビィジョナルプレイオフで負けたのはペイトリオッツがジェッツに負けて以来のようです。
バイキングスの先行から
相変わらずカズンズのコールは声は高め。ファーストドライブはあっさりターンオーバーに終わります。本試合でクックのランはナイナーズにも刺さるのでしょうか。
ナイナーズはファーストドライブで得点
ファーストドライブでそこまでテンポが良いようには見えませんでしたが、サンダースのロングゲインにより残り30ヤードを切る所まで迫ります。最近あまり活躍してないように見えるCBのローズが狙われているようにも見えました。そしてケンドリック・ボーンがタッチダウンを決め先制のタッチダウンとなりました。
ディックスがやり返す
3rdダウン2ヤードでスラントを走るシーレンへキャッチが決まりファーストダウン更新します。そしてまたししても3rdダウン2ヤードの展開を迎えました。ナイナーズのディフェンスがディックスについていきましたが、カズンズがふわりとしたパス?でタイミングをずらして、見事ディクスがタッチダウンします。先週の戦いでは活躍する機会を与えられなくて、怒ってたディックスが今回は初めから目立ちました。
ガロポロの強引なパス
インターセプトになってもおかしくないような強引な感じのパスを通しているように見えました。パスが成功したとは言え、このような攻め方では、ひょっとしてバイキングスにナイナーズ負けしまうかもと思いました。しかしその後はドライブが続かずパントになります。セインツ同様ナイナーズもこの段階ではバイキングスのディフェンスのプレッシャーに苦戦しているようでした。
バイキングスの勢い続かず
ここで勢いが付くのかと思いきや、自陣のエンドゾーン近くで、カズンズはサックを食らってしまいます。そしてサックで勢いが削がれたのか波に乗れず、こちらもパントになりました。
ナイナーズが強力DLに対処し始める?
パントのリターンでそこそこ進みますが、出だしからパスが通らずといった感じでした。ただその前からか分かりませんが、バイキングスのディフェンスラインが上手く対処され始めたようにみえました。3rdダウンロングのシチュエーションでディフェンスを潰す好プレーもありました。
そしてもこのまま流れに任せて、トリックプレイが発動します。しかしなんとここでローズが名選手としての意地を見せたのか、ファンブルを誘発させます。ただまだ流れがあったのか、ダウンバイコンタクトに終わりナイナーズはターンオーバーにならずに済みました。そこからナイナーズが順調にエンドゾーンまで進み残り1ヤードからスニークを繰り出し、次にテビン・コールマンのランでエンドゾーンまで運びタッチダウンを決めます。
バイキングスは変わらず攻めあぐねたまま
ナイナーズはキトナを使用して上手くバイキングスのディフェンスラインに対処し始めているようでした。一方バイキングスはナイナーズのディフェンスに攻めあぐねているようで、クックのランがなかなか出ません。そしてあえなくパントとなりました。
起死回生のインターセプト
こうなってくるといよいよナイナーズペースかという感じでしたが、ナイナーズは自陣でまさかのインターセプトをケンドリックスから食らいます。この展開で試合の流れを左右するプレイが出てまだまだ勝敗は分からないといった感じでした。
しかしタッチダウンはならず
インターセプトにより敵陣から攻撃をスタートすることになります。このようなビックプレイの後は強いチームなら必ず決めてくるでしょう。しかし3rdダウン11からサックを食らい、あえなけフィールドゴールになります。キックも危なかしかったです。
ナイナーズ対バイキングス後半先制
相変わらずナイナーズがバイキングスのディフェンスラインを上手く対処しているようです。そしてナイナーズのランが出始めます。ランだけでゴリゴリ進めると踏むんでいるようです。そして要所でブーツレッグを叩き込んで来ましたが、ここはバイキングスまだ感が良いのか上手く対応しました。そしてフィールドゴール止まりに抑え込みまだまだバイキングスも粘ります。
ボサが他の仕事が出来る状況
ナイナーズのディフェンスは先程述べたように、ディフェンスフェンスラインの数人で対応できてしまうため、ボサが他の仕事ができてしまいます。それもありクックは相変わらずゲインさせてもらえません。そしてここでシャーマンがインターセプトを決めます。このプレイが勝利をより確実にしたと言えるかもしれません。
ランでバイキングスDを消耗
先程と同様またしてもランでゴリゴリ押していき、8プレイもランを選択し、そのままタッチダウンまで決めてしまいます。この試合はラインの攻防が特に面白かった試合のように感じました。
ナイナーズがさらに3点追加
ナイナーズにランで時間を使われ、一方バイキングスのオフェンスは機能せずあっさりパントになりました。ナイナーズの攻撃を抑えたにも関わらず、パントの場面でシェレルズがキャッチし損ねてしまいます。それモスタートが拾い、またしてもナイナーズの攻撃となってしまいます。こちらは無理せずフィールドゴールを決めて点差は3ポゼッションとなってしまいました。
時間を使われゲームセット
その後は2ミニッツに入り、ナイナーズがギャンブルをしてファンブルする場面もありましたが、戦況は変わらずゲームセットとなりました。ナイナーズが時間が経つれて実力の差を見せていったように感じます。
ナイナーズ対バイキングス戦の感想
ナイナーズのディフェンスはバイキングスオフェンスに対して、ブリッツが必要ないようにも見えました。4人のディフェンスラインで常に十分なように感じます。前半の感想はクックがまるで目立てなく、かつ自慢のバイキングスのディフェンスラインが、ナイナーズに徐々に攻略されてしまったように見えました。
ガロポロに関してはまだ今季は何をしてもどうにかなりそうな勢いはありますが、この感じがいつまで続くのだろうといった印象を受けました。あと気になったことはボサが怪我したように見えたシーンです。今日のナイナーズの出来のままであれば、パッカーズないしシーホークスは降せそうには見えました。ただあの感じだと、勢い面でもレイブンズには及ばない感じがしました。