稀有のビデオプロデューサーJohn Papola(ジョン・パポラ)

北アメリカ

John Papola(ジョン・パポラ)というビデオプロデューサーをご存知でしょうか。海外TVをご覧になる方や経済学に所縁のある方は名前を目にしたことがあるかもしれません。今回はJohn Papola(ジョン・パポラ)という人物と彼の作品に関してご紹介していきます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

John Papola(ジョン・パポラ)とは

John Papola(ジョン・パポラ)はアメリカのビデオプロデューサー兼ディレクターであり、MTV、Spike TV、Nickelodeon、JWT、Crispin Porter、Razorfishなど数多くの場所で働いています。映画作品では2016年にはAt the Fork、最近ではThe Pursuitという作品を出しました。

John Papola(ジョン・パポラ)はテキサス州オースティンにあるクリエイティブスタジオであるEmergent Orderの共同設立者、さらにCEOでもあり、クリエイティブディレクターでもあります。

特に経済学などを扱ったミュージックビデオ作成者としても認知されており、最近では経済学者のマルクスとミーゼスがラップで討論する作品を作成したことでも有名です。マルクスとミーゼスの作品に関して関心のある方はこちらもご覧ください。

経済学者ラップの待望の最新作はマルクス対ミーゼス!?ケインズ対ハイエクのMVから約9年
今から数年前にケインズ対ハイエクのラップバトルのMVが話題になりました。長い時を経てついに今年最新作が発表されました。今度は特に経済学者で有名なマルクスとミーゼスのマイクバトルが繰り広げられています。今回はマルクス対ミーゼスのMVに関して見...

特にヒットした作品-ケインズとハイエクのバトル

特にヒットした作品に関しては経済学者のケインズとハイエクのラップバトルの作品があります。こちらはラウンド2までありどちらも非常にインパクトのある作品になっております。ご関心のある方は合わせてこちらの記事もご覧ください。

一昔前に流行ったインパクトがあった動画-ケインズ対ハイエクのラップバトル
約10年くらい前だと思いますが、経済学者であるケインズとハイエクに扮する人々が経済に関してラップを通して戦う動画が一部の人々の間で話題になっていました。ミュージックビデオとしても非常にクオリティが高く、ケインズとハイエクの考えを垣間見ること...

ケインズ対ハイエクには続編がある「Hayek’s Gift」

実はケインズとハイエクの作品には続編があり、Hayek’s Giftというタイトルで作成されました。ここでは飲食に関してケインズとハイエクが対照的に表現されており面白いです。1分半足らずのショートムービーになります。

John Papola(ジョン・パポラ)の他の作品

代表作以外の作品に関して幾つかご紹介していきます。John Papola(ジョン・パポラ)の映画や他の経済学ビデオにもご関心のある方は必見と言えるでしょう。特に経済学にご関心のある方に特におすすめです。

Deck the Halls with Macro Follies

2012年に作成されたもので、年末における消費をテーマにした作品です。経済学者などの様々な観点から替え歌に乗せて、考え方が紹介されています。どのようなアプローチが良いかを視聴者に考えさせてくれる動画です。

At The Fork


2016年にリリースされた長編のドキュメンタリー映画になります。雑食な夫と菜食主義の妻、家畜たちが食される為にどのように飼育されているのかに関して、偏った見方をせず客観的な描き方で映されている作品だそうです。ちなみにこの作品はまだ日本語訳の字幕のあるバージョンはまだありません。

ハンバーガーや牛乳などの消費物の背景にある事象に関して様々な鋭い質問が繰り広げられていきます。冷酷な実業家により家畜業が運営されているのではなく、家畜を飼育することに道徳的に取り組んでいる人々の背景を垣間見ることが出来るでしょう。

The Pursuit

※こちらは日本のamazonにはなかったため、USAのamazonからのものを掲載しております。最近公開された映画で、Arthur C. Brooks(アーサー・ブルックス)という方が旅をしていく映画です。Arthur C. Brooks(アーサー・ブルックス)は実在する人物でアメリカの社会科学者であり、ワシントンポストのオピニオンライターでもあります。

プロのミュージシャンでもある異色の経歴の持ち主であり、政治面に関しては中立的な立場を取っています。Arthur C. Brooks(アーサー・ブルックス)が世界の様々な人々と邂逅しながら、世界を共に良くしていくにはどうしたら良いかというテーマの答えを求めて旅をしていきます。ちなみにこの作品もまだ日本語訳の字幕のあるバージョンはまだありません。

ケンタッキー州にある町から、ニューヨークにあるホームレスの避難所を始め、他国ではバルセロナの街頭で抗議をしている場所、混沌としているあるムンバイのストリート、ヒマラヤ仏教の寺院など様々な場所を訪れます。人間の幸せとは何なのかに関して考えさせられる映画のように感じます。

経済学的な作品が多いJohn Papola(ジョン・パポラ)

様々なテレビの仕事に携わっているJohn Papola(ジョン・パポラ)ですが、彼の作る作品は経済学関連のものが多いです。しかし私も含め経済学に一見取っ付きにくさを感じる方にも分かり易く、経済とは何かを紹介してくれる作品が多いです。

またJohn Papola(ジョン・パポラ)の手掛ける作品に個人的に感じること、はなるべく客観的に事象を捉えて語っているようにも見えます。何となく経済学に関して知りたい方、もしくはより経済学に精通したい方はJohn Papola(ジョン・パポラ)の作品に目を向けてみると良いかもしれません。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
北アメリカ

寄付(donation)

スソネンポロペ半島
タイトルとURLをコピーしました