オーロラだけではないフィンランドのラップランドの魅力

北ヨーロッパ

ラップランドといういうとフィンランドでオーロラが観れる場所ということ以外の知識はまるでありませんでした。ある縁からラップランド出身の方と知り合いになり様々なことを教えて貰いました。素晴らしい景色の写真と共にラップランドに関しての述べていきます。

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ラップランドからクリスマスのメッセージが届く

引用元:saltseafisherman

クスリマスが終わり数日して、ラップランドの友人からクリスマスのメッセージが届きました。こちらではクリスマスが終わって数日経過していましたが、あちらではクリスマスがの真っ最中だったみたいです。そこでお互いの近況の話や、ラップランドのクリスマス、友人の家族に関してなど様々な話を聞かせて貰いました。

以前フィンランドの人々と知り合う機会が非常に多かったです。たまにヘルシンキの人もいましたが、なぜか知り合う人はユバスキュラ出身の人が多かったです。特に仲が良かったユバスキュラの友人の一人から、ある日ラップランドの人を紹介してもらいました。その後も何度か日本に来た時に会う機会があり、今も縁が続いています。

友人はラップランドのkemi(ケミ)

友人はkemiの周辺に住んでいたらしく、その辺りはスウェーデンまで30kmもいかないほどです。バルト海の北エリアにあるあたるボスニア湾とケミ川が繋がるあたりに位置し、ラップランドでも栄えている都市です。

ラップランドには高い山はない

ラップランドは近隣の国でもあるノルウェーのような1.5メートルを超えるような山はないそうです。ただラップランドにも小さい山々が存在しており、人々はtuntri(トゥントリ)と呼んでいるそうです。高さは300〜800メートルほどの山が幾つかあるそうです。

友人と知り合って知ることになったのですが、ラップランドはサンタクロースの出身地と言われているようです。ちなみにラップランドの東にある場所であるKorvatunturi(コルヴァトゥントリ)は、フィンランドの国営の放送局によりサンタクロースの住居と宣言されています。Korva(コルヴァ)が耳と言う意味があるため、Korvatunturi(コルヴァトゥントリ)は日本語では耳の山と訳すことが出来ます。

ラップランドの景色

友人からラップランドの様々な場所に関して教えて貰いました。実際にラップランドの様々な場所の美しい景色の画像と共にご紹介していきます。Ylläs、Kilpisjärvi、hossaなど観光地としておすすめの場所に関して見ていきましょう。

樹氷も観れるYlläs


画像に写っているのはYlläsで光が差し込む様子が非常に神々しいです。Ylläsにあるlevi山に時折登り、自然の中でビールを飲むそうです。levi山は530メートルしかないため気軽に登れそうです。

ラップランドではこのような低い山でさえ、Tykkyと呼ばれる日本で言う樹氷を見ることが出来ます。蔵王の樹氷を何度か間近で見たことがあるのですが、少々雰囲気が違うようです。

国境沿いのツンドラエリアKilpisjärvi


こちらの画像はKilpisjärviからの画像です。フィンランドとのノルウェイの境界となるエリアにあたり、ツンドラ地形が見えます。見て分かる通り美しい湖が見え、辺りには異なる石々が散らばる閑散とした荒れ地が風景が広がっています。

湖が凍るのは冬の間の4〜5ヶ月間の間のみらしいです。様々な石が散らばってる雰囲気から何か不思議な気分にさせられます。また美しい滝やトナカイなども目撃することが出来るおすすめの観光場所でもあるそうです。

キャンプをするならhossa

 


こちらの画像はhossaでの画像です。フィンランドにあるおすすめの美しい場所だと言っていました。友人はここでキャンプをすることあるそうです。味のある船に青々とした独特の木々は私からすると異国情緒が漂い、このような所でキャンプをすることに憧れます。


場所はオウル州のスオムサルミ市にあり、屋外の観光地としても人気のある場所だそうです。紀元前1500〜2500年にも及ぶ太古の岩絵がある場所としても有名ですあり、キャンプだけではなく北欧の歴史を感じたい方にもおすすめと言えます。

サーミ語で遠くの場所を意味しする言葉に由来してhossaと名付けられています。ラップランドとは外から来た人々がつけた名前であり、本来この地に住む人は自身をサーミと呼んでいました。

友人の近況

現在友人はユヴァスキュラで大学に通っています。このあたりの人々はスケートが好きなそうで、画像のようにスケートができる場所が立ち並ぶ高層ビルの隣に広がっていたりもします。

クリスマスのメインディッシュはヘラジカ

友人の家ではクリスマスのメインデッシュはヘラジカだそうです。最初mooseと言われサンタクロースの話をしていたためトナカイとすっかり混同して話を聞いていました。ただ話していくうちに日本語でいうヘラジカのことだったと気付きました。ただ実際フィンランドではトナカイも食べるようです。ヘラジカは市場でもレストランでも非常高額で、家で食べる人も少ないそうです。

友人の家で毎年のヘラジカを食べることが出来るのは、有人の父と兄弟がハントしてくるためだそうです。友人の父は今年ヘラジカを五頭も捕らえたそうです。ヘラジカは非常に大きく以前写真を見せてもらった時は驚愕しました。このような巨体をハントするシーンは、まるで想像がつきません。友人の言では非常に美味しく、低脂肪牛と似たような味がすると言っていました。また味からも推測できる通り非常に高タンパクな肉のようです。

ヘラジカの写真はある?と聞いたところ死んだヘラジカの写真しか持っていないと言っていました。確かに以前見せてもらった写真はネットからのもののようでした。ヘラジカに遭遇しても写真をショットすることはなく、基本的に弾丸のみをショットするといった感じのようです。

ラップランドを訪れるならスノーキャッスル

以前日本に友人が来た時にラップランドの特におすすめの場所はどこかと聞いたら、スノーキャッスルと言っていました。スノーキャッスルは氷と雪で造られたホテルです。室温はマイナス5度ですが、その中でも暖かく過ごせるよう、ベッドには羊の皮でできたカバーがかけられ、内側がフリース素材の寝袋も用意されています。

また、この施設では雪の城や挙式用の雪の教会、ライトアップされた雪の彫刻、宝石のギャラリーがあるほか、自由に参加できる週替わりのアクティビティーや体験アトラクションンなども提供されています。氷のテーブルは非常に幻想的で美しく、流石家具で有名な国だと感じます。スノーキャッスルの内部は、モンスターのような彫刻から幻想的なものまで様々な世界が広がっています。

そこでスノーキャッスルは内部のデザインは、ポホヨラなどのフィンランドの伝承をモチーフにしているのか聞いてみました。どうやら毎年デザインが変わることもあり、おそらくフィンランドの伝承に限らず様々なものをモチーフにしているかもしれないと言っていました。友人の実家はスノーキャッスルから2キロにあり、小さい頃に一度訪れたことがあるそうです。

こちらの画像は当時あったスノーキャッスルのマスコットです。名前をArttuというそうです。現在はこれと同じマスコットではなさそうですが、スノーキャッスルに立ち寄った時にはマスコットにも注目してみるのも良いかも知れません。ちなみにスノーキャスルは夏の間でも体験することが出来ると言っていました。

画像は夏場のスノーキャスルのもので、内部に500平米ほどの雪の空間があるそうです。フィンランドの冬は日本と比べてかなり厳しいため、寒いのが苦手な方は夏にスノーキャッスルを体験しに行くのも良いかもしれません。

最優先でフィンランドへ

友人はフィンランドに来た時にヘラジカ料理をご馳走してくれると言っていたので、それを励みにフィンランドに行く準備をすすめています。行くのはまだまだ先になりそうですが、個人的には世界で特に優先して行ってみたい所はフィンランドです。

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