チーフス対ナイナーズ(2020スーパーボウル)、と今季のNFLの感想

雑記

今回のNFLを締め括ったのはチーフスとナイナーズでした。どちらも久々のスーパーボウル進出でした。この両チームの対戦が今年来るとは予想していなかった方も多いです。チーフスに関してはあり得えましたが、開幕当初ナイナーズがこの舞台に立つと予想していた人は少なかったです。

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数日後スコアを見て

スーポーボウルを観終えて、スコアを改めて今日見ました。結果だけ見ると、第4クォーターにチーフスが21点も獲り大逆転した試合だったのかと驚きました。なぜか試合を観ていた時にそこまで大逆転した印象はまるでなかったです。個人的には自然にというか、当然のようにチーフスが捲っていた感がありました。

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贔屓にしているチームが別にあるからなのか、実際に試合を観ていた時と、スコアを見た時の印象が不思議なくらい違って映りました。スコアでは前半戦の拮抗した状態から、後半に入りナイナーズからの攻撃でナイナーズがリードし第3クォーターを制圧し、第4クォーターには逆にチーフスがさらに大きな波で丸呑みするという派手な展開なように見えます。

観ていた時の感じ方

まずナイナーズが3点を先制し、ナイナーズの勝ちの流れかなとも思いました。しかし即座にチーフスがタッチダウンで返してしまいます。こういう展開になるとならないでは、まるで試合結果が違うものになる感じがしてしまいます。一変して、これはチーフスが勝つかもしれないと思いました。そしていつものナイナーズより、ランでの攻撃が抑えめにも感じました。

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ランがそこまで出なくても、序盤からよりランを出して行った方が良さそうな気もしますが、そうはいかない感じだったのでしょうか。ナイナーズが第2クォーターの後半にタッチダウンを決め、同点で折り返します。さらに後半の先制攻撃権もあるため、本来ならナイナーズに分がありそうなのですが、序盤の流れからなのかいまいちそこまで有利には見えませんでした。
個人的にはチーム全体で見るとナイナーズの方がチーフスより強い感じがしました。

チーフスの勝利は何故か自然なものに映った

そのため第3クォーターにナイナーズが場を制しリードしていくのは順当な気がします。ただ前半からここまでを通して、ナイナーズのランがそこまで出てないのが気がかりでした。ただいつもと違いマホームズの表情が曇っているように見えました。ここでいつもと変わらない表情なら、流れ的にチーフスが捲って終わるんだろうなという感じもあります。しかしマホームズの感じからするとナイナーズが逃げ切るのかもしれないと少々思いました。

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そして第4クォーターでのナイナーズの攻守の進行の仕方は今季のナイナーズらしく思えました。第1,2クォーターはいつもと少々違う、第3クォーターは順当、第4クォーターはいつも通りといった感じがします。ここまで来てしまったら、実際第4クォーターの序盤は点数は3点でも入れれば儲けもので、ナイナーズは時間をきちんと潰せればという方針はレール通りな気がします。

しかしチーフスは当然の如く点数を取って、普通に逆転しまったという印象がありました。シャナハンの顔が非常に悲しそうでこちらまで切なくなります。後半戦は少しでもチーフスがこの流れから、何かで意識が外れたりすれば負けたかもしれませんが、見事全うして逆転のレールに乗って行ったように感じます。なせが今年のスーパーボウルはそのように観えました。

ハーフタイムはラテン乗り

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ロペスの曲は大変馴染み深いですが、逆に本人が歌ってる所を改めて観るのは初めだったかもしれません。しかも小さい女の子が出てきて、最近の有名な女の子の歌手なのかと思ったら、ロペスの娘でしたね。

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あの歳ですでにスーパーボウルの舞台で歌うなんて凄まじい、、ロペス陣のパフォーマンスはとにかく迫力がありました。実はスーパーボウルの前日にコロンビアの方と飲む機会があったのですが、少々考えてしまうことがありました。同一の方ではありませんが、以前コロンビアの方と仕事の関係でお会いしたことがあるのですが、非常に楽しく談笑した思い出があります。

今回シャキーラのショーを観てて、なぜか当時のことを思い出して、心が洗われた気分でした。このショーでより気分が良くなるために、前日に気分が沈むような出来事に遭遇したのかもしれません。あと大橋さんが普通にハーフタイムのショーに関しても解説してて面白かったです。こんな一面もあるんですね。

レイブンズ出身の選手の活躍が嬉しい

今季で特に目立っていた選手の1人にユースチェックがいます。今回のスーパーボウルでもフルバックでありながら何度もタッチダウンをしていて非常に嬉しかったです。ユースチェックの活躍を機に、来季から万能なフルバックブームが訪れたりしないかなと密かに期待しています。チーフス側ではサッグスが頑張っていました。

個人的にはサッグスがスーパーボウルリングを獲得出来て良かったです。サッグスは目玉選手がどんどん減って行ったレイブンズでも目立っていました。一時期のレイブンズではサッグスを毎度見るのが特に楽しみな時期もありました。今回チーフスに移籍して、ラインバッカー陣に様々なことを教えてチーフスディフェンスがより強固なものになったという話もあります。

チーフスの強さに総合的に貢献したばかりでなく、今季では何度もサッグスが活躍するシーンもありました。レイブンズの後は、故郷のアリゾナからカンザスに行くことになりましたが、どんな形であれサッグスが活躍している姿を観ることが出来るのは嬉しいです。

次世代QBの中で一歩先に行ったマホームズ

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Meanwhile at Disney World…

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昨今の次世代QBたちの中では、壁を破って英雄の道に乗ったかもしれません。次世代にあたる頃に登場するQBでは、力はあるけどプレイオフでは力を発揮できない、もしくは結果を残せない、長続きしないQBが多く見受けられます。そして今まで初出場のプレイオフで負けてからは、その後プレイオフに出続けても鳴かず飛ばすの選手もいます。

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Another step! One more left.! ⏰

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ブレディより後の世代では、ロジャースやラッセル・ウィルソンなどままだ健在な選手がいますが、これからも末永く活躍できそうな選手としてマホームズが登場してきことは個人的は嬉しいです。マホームズは前回を払拭し頂点まで上り詰めました。正直ラマーには長期的にチームでプレイ出来なさそう、プレイオフで勝てなそうという印象があります。しかしラマーは規格外の選手なので、マホームズに負けじと次世代の代表として君臨してくれることを願ってます。

来季のNFLも楽しみ

NFLの面白いところは、キャップの影響で毎年強豪が入れ替わることと言えます。また他のスポーツよりモメンタムが露骨に影響しているようなシーンが多く観ることが出来ます。私がNFLを好きになったのはこのような要素が特に大きいです。昨今はペイトリオッツというシステムマティックなチームが常に強かったと言えます。選手のタレント性を凌駕してチームの強さで勝ち上がるNFLでもまれなチームが出ていることも、これはこれで非常に面白いです。

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今年のプレイオフはいつもとは違った展開が多く観られたように感じます。プレイオフに関しては個人的なベストバウトは、パッカーズ対シーホークスでした。レイブンズ対タイタンズは、ヘンリーのランもあり毎度拳に力が入りました。ランの戦いは観てる方も力が入ります。チーフス対テキサンズの試合は激しい点の取り合いであまりアメフトを観たことがない人まで楽しめたようでした。

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今季は珍しくAFCの方が、結果や試合が派手だったものが多いように感じます。その中でプレイオフに関しては特に熱かった試合がNFCにもあったのが面白いです。来季のレイブンズが相変わらずの強さを観せつけてくれることを期待します。今季のNFLは、レイブンズが強かったということ以外にも、様々な点でいつにも増して面白かったです。

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