ドラマのため顔を作って思ったこと
最近様々な顔を作成して思ったのですが、現世紀のトレンドの重要なポイントは口周り顎ラインが決め手なのではないかと改めて思いました。ずっと昔からそうなのかもしれませんが。※これ以降は魅力的という表現は、客観的、大多数が現代における魅力的という意味を前提として話していきます。
目は今のトレンドから大きく外れるキャラ以外では、目だけ見ると多くのキャラは、客観的にみて魅力的に見える気がします。結果目はそんなに差を生まないと思いました。(キャラだけでなく、現実の人々もそうかもしれません)
しかし、口周りと顎のラインでは大きく差が開くように思います。素敵な目を持っていって、鼻の下が長かったり、顎が長すぎたり、顎のラインが悪いと随分印象が変わります。そのあたりを少し補正、ほんの数ミリ補正するだけで全然違うオーラを纏ったりもします。また、どちらかというと顔下半分の良し悪しが影響するのは、男性の容姿の方が、女性より顕著な気がします。
そのため現世紀のトレンドというのは適度な鼻の下の長さ、顎ラインや長さ、ほおの面積などが魅力的に見える顔に最も影響する要因なのではないかと思いました。逆にいうと魅力を決めてる価値基準は、ざっくり言うとその辺りに過ぎないのかもしれません。古代ではおにぎり型の輪郭が魅力的だったり、下ぶくれが素敵だったという話も聞いたことがあります。顎は日本を始めいくつかの国では細く尖ってる方が人気ですが、国によって強そうに見えない為、そこまで人気がないという話も聞いたことがあります。治安の感じなども影響するように感じます。大昔など、食が充実してない時代はふくよかの人の方が素敵と思われるのが自然なように感じます。
なぜ顎が美において重要なのか考えてみました。おそらく目周りや他のパーツは、メイクや修正でどうにかなるからではないかと思いました。特に人によっては顎周りはメイクでカバーするのが難しい部分でもあります。
女性の場合は、男性よりも目が映えるのが大事な気がします。
しかし相当上まぶたが厚くない限りは、一重か二重かよりもっと重要なパーツがある気がします。女性ではさほど影響はないかもしれませんが、男性の場合は鼻の影響が大きい印象を受けます。
ショービジネス界を見ても美男と言われる人で一重に見える人はたくさんいますが、鼻が低い方はあまりいないように見えます。
余談ですが、髪が顎にかかっているキャラを補正するのは難しいです。顎を周り、口周りを補正しようとすると、髪まで巻き込むためうまく補正するのは難しいです。案外目付近に髪がかかっている場合はそこまで問題ありません。
顎周りの補正は、言い換えると輪郭の補正になるため、目周りとは勝手が違ってきます。
たぶん髪が顎にかかってる人物写真などの場合は、補正してないで美しく見えている人だと言えるかもしれません。それか髪で輪郭を調整してごまかしているケースか。
ただ昭和から比べ令和となり、美しいと言われるレアな顔が変化し、基準もどんどん変わってきているようにも見えます。昔ではホリの深い顔は素敵に見えなかった時期があり、現代とは真逆な価値観の時期もありました。今に関しては昔ほどホリの深い顔が特に良いという風潮も薄れてきたように見えます。
数千年生きたと思えば気にならない
私は容姿の良し悪しはトレンドだと思っています。人類が誕生してから何千年のスパンで見れば、基本的にはどの顔も時代時代で、特に魅力的だった時期があったのではないかと思います。それこそ宇宙規模で見たらなおさら。
そこに今の自分のトレンドがあって好みがあるに過ぎないと。だから何千年と生きてる感覚を持てば、そんな些細な良し悪しなど気にもならないのではないかと。ただ、これは私自身がそんな規模で物事を見続けたい願望もあります。
実際、私には好みの容姿というものが基本的に継続して存在していません。その日その日で、私が魅力的に思う容姿のタイプは変化します。
その為こういう人が好みというのは、私の場合は自分にとってどれだけレアな存在という要因でしかない気がします。
そのため私の好みで唯一変化してないのは、1m90cm以上の女性ということぐらいです。
他の好みの要素は体調や心境、気候の変化などで変わるのかもしれません。ただこれは好みとしての魅力の話であって、直に惹かれたり、恋人などに対する魅力の場合は全く別の話です。
好みの根幹は2種に分かれる
そして好みとは、私の場合は基本的に2種のタイプで分類出来ると思っています。私の好みのように自身の身近に存在しない、自身の容姿からかけ離れているものが好みになる開拓者タイプ。もしくは自分の容姿に近いもの、身近にいそうなものからリンクする容姿を好きになる保守的タイプ。
人気となる顔
黄金比率というものがあります。しかし、今も活躍してるショービジネス界の方達でも、目が左右非対称だったり、黒目の位置が左右でずれてる人でも、容姿の点で絶大な人気のある方も多くいます。
そなためシンメトリーだから良いというわけではないと思います。
デメリットと思われるものもメリットに変わると思ってます。実際バランスが良すぎるルックスの人より、多少どこかのパーツが大きかったり、小さかったりする、何かしらバランスが違う方が、大多数の人々の人気を得ているように見えます。少なくても日本のショービジネス界はそのように感じます。
メイク、整形などの美男美女も才能では?
メイクや整形などで、映える方というのは、それはそれで独自の美貌を持った人なのではないかと思います。もともと容姿が整ってる人(私の当時の感覚です)が同じ人にメイクしてもらってもあまり映えなく、片方の人の方が映えるなんて現象は珍しくない印象があります。手を加えて映える、これもある意味では先天的な魅力とも言えます。
私は最終的にどんな形であれ、ベストに見えればそれが素晴らしいと思ってます。もちろんプレーンで素敵というのも一つの魅力ですが、それが唯一無二の魅力とは思ってません。どのスタンスの魅力も同じ土壌に入れて数値で比較できるものでない、それぞれの素敵さがあると思ってます。
目が気になる人
最後にどう工夫すれば良いか話したいと思います。目を例にすると分かりやすいと思うの為、目について話します。どうしても目が気になるなら、まずは他のパーツを工夫してみてトータルで見て、どうかを試してみると良いと思います。それでも納得がいかないなら、整形もありなのではないかと思います。
ただ、隣の芝が青く見えたり、必要以上に周りを神々しく見てしまう、仮に気になるパーツの問題を解消したとしても、別のフラストレーションが出てくる気がします。根幹の思考を変化させるのは難しいのかもしれません。ただ、一度きりの人生なので、悔いが残らないように色々試したほうが良いとは思います。
目への工夫
例えば男性の場合はあまり目元をメークはしません。しかし、やり方はあります。個人的に思うのは、目の魅力は顔下半分を整えることで、結果的に目が魅力的に見える可能性が高いように思います。
切れ長などもありますが、大半は睫毛の長さが印象に影響するとは思います。
しかし、それ以外の要素で目が素敵と言われてる人を見ると目以外のパーツで差が出ているように見えました。日本的感覚なら頭のハチの狭さ、顎ラインなど。
具体的には
具体的に顔下半分の対策は整形までしなくてもある程度出来る可能性があります。髪などで顎ラインをカバーしたり、口が小さくて鼻の下が長く見えて間延びするなら、髭を蓄えたり、リップなどを塗るだけで違います。
もしくはマスクでカバーしたりと。マスクイケメンも大いに結構だと思います。劣等感を隠す意識でなく、この方が自分は映えると前向きに考えているならばいいのではと。ただ100%とそう思うというのは難しいため、そのパーセントテイジの方が多いぐらでいいんじゃないかと個人的には思います。