傍観者の戯言

異性に不慣れな人々を虜にする人
その気になってしまう様な言動や所作
よく観察してれば、他の方にも同じ様にしているのは分かる
しかし、人は都合よく考えたり、盲目になってしまうのだろう
きっと薄々、気づいてはいるのかもしれないが
自分だけは違うと思いたいのだろう

以前なら、そんな人々の光景に出くわすと、次元が低いロマンスだと嘲笑してた

ただ、今も真に魅力的な人とはその様なタイプでないとは思ってる
けれど、部分部分の行動を切り取れば、気を変に持たせる人と、魅力的な人はそうは変わりはない

行動だけ切り取るならば、愛からくる行動と、詐欺からくる行動は純度が高い程、似通ってることと同じ様に
愛と詐欺の何が違うかと言えば、場面やタイミングなどにより結果が異なってるだけ

しかし、何度もそんな場面を見聞きしていると
当事者同士の事だし
お互いの角度で、各々酔っ払うのもありなんだろうなと思う
ひょっとして動物にそんな世界はあるかもしれないが、こういう光景は人間ならではないか?

各々のそれぞれの虚構
自尊心、ロマン、意地など様々な方向性の虚構

けれど、人類の社会自体だって虚構で成り立っていると言われればそうだと、私は思う
そもそも会社や紙幣だって虚構
虚しい溝ではあるけど、
だから他の動物を出し抜けたし
悲しくもあり、素晴らしくもある
そして、繁栄出来たのだろう

それ故にか、他の動物はしばしば壮大な存在に映る
なので、時おり動物の様に振る舞いたくなるだろう

自分にとっての固執してる虚構ってなんだろう?

ふと眠れない朝に思う

 

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